ハネムーンと海外旅行保険について
私だけは大丈夫・・・と思っていても
そもそも、保険とはまさかの事態に備えるものですね。「保険に加入はしたけれど、使わなくて良かった」と、些細なトラブルもなく帰国できることがベストではないでしょうか。内容や規約がよく理解できないからといって軽視するのは考え物です。
たとえば、ハワイの医療費は日本と比べてかなり高額と言われています。遭遇したくはないですが、緊急事態で救急車を使うとハワイでは有料なのはご存知ですか。
クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険を上手に活用すればカバーできることも多々ありますが、できるだけ幅広いリスクをカバーできる海外旅行保険についての情報はインプットしておきたいですね。
万が一のときの“安心を担保する”ための海外旅行保険
保険会社から保険金支払いのうち約43%が治療救急費*で、国内事例と違って非常に高額の支払いをしたというデータがあります。海外旅行保険に加入し、保険金の支払いを受けることができるとはいえ、海外の慣れない環境で体調を崩したり、思わぬ事故に遭遇したりしすることはありますので、十分に注意もしたいものですね。
保険の補償には加入者ご自身がケガや病気になったケース以外にも、誤ってお店のものを壊したり、他人をケガさせてしまったりしたときにも適用されます。その他にはスーツケースの盗難、破損修理費を支払ってもらうことができます。
クレジットカードで十分にカバーできないことでは、航空機の遅延や悪天候のために航空機が飛ばなかったために負担した費用なども補償の対象になります。
旅行会社でハネムーンをご相談の方は担当者が十分に海外旅行保険についての情報を提供してくれますから、内容をよく吟味してご加入の判断をしてください。
*参考/エース損害保険株式会社:2011年~2015年「保険金支払データ」
安心のサポート体制もチェックしておきましょう
不慣れな海外旅行中にパスポートやクレジットカードの紛失・盗難などの困ったことがあっても、日本語対応24時間体制のサービスがあれば安心ですね。
万が一、病院で医療サービスを利用する場合になっても、「キャッシュレス医療(メディカル)サービス」が提供されていれば、その場で費用を自己負担することなく治療が受けられます。
海外旅行保険は“安心を担保するトータルサービス”と捉えて、できるだけ幅広いリスクをカバーできるものをお選びください。
◆参考サイト
AIG損害保険株式会社
Chubb損害保険株式会社